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DENTSPLY IMPLANTS Japan Summit 2014に参加しました
11月23日、24日の二日間、虎ノ門ヒルズフォーラムでデンツプライIH株式会社主催のDENTSPLY IMPLANTS Japan Summitが開催されました。
最先端のインプラント歯科治療について、約80名の先生方がそれぞれ30分間のプレゼンテーションを行いました。
私も今年1月、このシンポジウムでguided surgeryについて講演して欲しいと依頼を受けたのですが、今年は第三医院を開院したこともあり、講演者としての役割は辞退させていただきました。
デンツプライ社からは、今年Xiveインプラントを全国で一番多く埋入した歯科医師として招待されたほか、当院の従業員である歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、そして私の仕事に携わって下さっている他の歯科技工所の従業員も無料参加となりました。
当院の従業員に関しては自由参加としましたが、ほぼ全員が出席し、両日にわたりインプラント学について学びました。
今回のサミットのメインテーマは、デジタルテクノロジーを用いたインプラント治療、そして歯科用CAD/CAMの現状と将来展望というものでした。
その中で最も注目を浴びたのは、アトランティスアバットメントの発表でした。これは、7~8年前ほど前からヨーロッパやアメリカでは使用されていたのですが、今年の暮れから日本でも使用が可能となる歯科用ソフトです。
今までは、それぞれのインプラントメーカーがそれぞれのインプラント(人工歯根)に合わせた、歯をつくる為のアバットメントを使用して上部構造(装着物)を製作。そして、金属冠やハイブリット冠、セラミック冠、ジルコニア冠などを患者さんの口腔内に装着していました。
この上部構造の下に入るアバットメントというのは、それぞれの患者さんの生体に合わせたオリジナルなものが必要とされていたのですが、なかなかうまく作れなかったのです。
ところがこのアトランティスアバットメントのソフトは、口腔内の状態に合わせたオリジナルで技工士さんが作りやすい、そして長期的な予後が非常に期待できるものを作ることができます。
とくに、アトランティスを所有する会社が、私がいつも使用しているXiveインプラントのデンツプライ社であることはとても幸運なことでした。
このアトランティスアバットメントは、その他の主要メーカー、例えばノーベルバイオケア、ストローマンなどのインプラントにも使うことができます。来年2015年には、日本中のインプラント専門医がこのアトランティスアバットメントを数多く使うことが考えられます。
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